12月2日 | 第5回 全国青年部会員大会 | 花田 光央 |
12月1日 | 第4回 技能競技全国大会 | 山崎 高裕 |
11月25日 | 組合青年部全国講習会 | 岡田 和也 |
11月19日 | 第11回 北海道会員大会(道工組青年部) | 齊藤 刃太 |
11月5日 | 令和4年度 部員向け研修会 | 布施 達也 |
10月29日 | 創成川イルミネーション(電気工事業界の地位向上に繋がる社会貢献活動) | 和田 悠祐 |
10月21日 | 第2回 青年部講習会(中央会/網走) | 中村 貴裕 |
9月9・10日 | 第3回 技能競技北海道大会 | 小野寺 徹 |
8月6日 | 十勝40周年記念式典 | 小野寺 徹 |
7月4日 | 電設Webについての解説動画YouTube配信事業 | 田中 隆太郎 |
7月1~3日 | 青年部2022年役員研修会~in広島 | 山内 孝之 小原 弘嗣 |
6月27日 | 札幌工業高校生徒保護者向け業界説明会 | 山内 孝之 |
6月16日 | 北海道神宮例大祭~神輿渡御 | 坂本 淳 |
5月24日 | 第39回札電協青年部通常総会 |
高橋 拓満 |
3月10・17日 | 札幌琴似工業高校生徒向け業界説明会 | 新海 剛 |
12月6日 | 丘珠高校イルミネーション事業 | 前田 貴之 |
11月30日 | YouTubeを活用したPR事業 | 山崎 高裕 |
11月20日 | 医療従事者向けイルミネーション | 小野寺 徹 |
11月11日 | 第34回電気工事業全国大会 | 髙橋 守留 |
11月5日 | 北海道中小企業団体青年中央会 第2回青年部講習会 | 中村 貴裕 |
8月3・4日 | 令和3年度高校生ものづくりコンテスト | 安藤 大輔 |
7月4日 | 北海道中小企業団体青年中央会 第1回青年部講習会 | 中村 貴裕 |
5月24日 | 第38回札電協青年部通常総会 (書面議決) |
中島 健佑 |
10月16日 | 北海道高等学校電気科教育研究協議会電気工事技術講習会 | 安藤 大輔 |
10月9日 | ~地域貢献活動~ 工業高校ものづくりコンテスト用パネル運搬 | 髙橋 守留 |
10月2日 | 令和2年度 中小企業団体青年中央会 東北・北海道ブロック連絡協議会ブロック交流会 | 安藤 慎也 |
5月22日 | 第37回札電協青年部通常総会 (書面議決) |
小原 弘嗣 |
去る令和4年12月2日(金)、東京ポートシティ竹芝にて第五回全国青年部会員大会が開催され、札電協青年部からは岡田部長をはじめ総勢12名で参加して参りました。本大会のテーマが【共創と新化】~明るい未来に向け魅力を深める青年部~と題し3部構成でスタートしました。
第1部では優良活動発表会が行われ、札電協青年部は「新化」部門でノミネートし~YouTubeを活用した青年部活動及び業界PR~というテーマで10組中10番目の大トリで発表しました。パソコン操作は広報委員会 山崎委員長、発表者は田中(隆)副委員長の最強コンビ。分かりやすい資料とハッキリと聞きやすい発表、持ち時間の5分を余す事無く使い終了し、発表終了後に起こる歓声を聞き入賞は間違いないと確信し結果を待つことに。
第2部の意見交換会では会場を二つに分け全国各地の青年部員と色々な事を話しました。電気工事業会の人材不足や資材の高騰、青年部員減少問題など、あげれば切りがないほど。中でも私たちの活動には皆さん注目されており、今後の活動の参考にしたいという意見も頂きました。札電協青年部の凄さを改めて実感する事が出来て良かったです。
第3部懇親会では全国各地の仲間たちと親睦を深めました。たくさんの人に「金賞おめでとう!」という声を頂いて祝福ムードに包まれて大会は終了しました。
最後になりますが私達札電協青年部は企画委員会、広報委員会、総務委員会で構成しており、社会貢献活動や業界PRを行ってきました。私自身もとても素晴らしい活動だと思っております。しかし青年部員の減少という大きな問題を抱えており、活動して行くのが困難な状況になってしまいます。今まで培ってきたこの活動を絶やす事無く次世代へ繋げていく、その為には組合員皆様のご協力を必要としております。これからも札電協青年部へご指導ご鞭撻、ご協力のほど宜しくお願い致します。今回は多くの事学ばせて頂き、ありがとうございました!
12月1日、電気工事のウデを競う「電気工事技能競技全国大会」が開催され観客として参加しました。場所は横浜アリーナです。普段は超有名アーティストがコンサートで使用する、あの横浜アリーナです。この大会は一人ひとりの技術の向上にとどまらず、業界全体のレベルアップを図ることを目的として、4回目の開催を迎えました。この大会の部門は3つあり、一般の部・女性の部・学生の部で構成され全国各地で予選を勝ち抜いた選手が競い合う、電気工事の甲子園とも言える大会です。北海道からは計4名の選手が全国大会に参加しました。
まず、会場について驚いたのは会場のスケール感です。思わず心の中で「アリーナー!」と歌姫の如く叫んでしまったのは私だけでは無いと思います。普段の現場作業では、観客や審査員に見られることはありません。特別な緊張感の中でドライバーやペンチを握る選手を想うと、出場するわけでもないのに心臓がバクバクと鳴ります。普段とは全く異なる状況で戦ってゆくのです。競技が始まる前に北海道から出場する4名の選手のもとへ行き、エールを送りました。どの選手も緊張した面持ちの中に、練習して積み上げた自信を眼差しから伺えました。
競技が開始されると一斉に作業に取り掛かりますが、全選手の進め方は十人十色です。材料の切り出し方、器具やボックスを設置するタイミング、結線の順番など、それぞれが練習して自分に合ったやりかたを見つけてきたのだと思います。大会では時間制限があり、未完のまま終わることもあるので時間の配分も重要なポイントです。「電気工事のウデ」と冒頭で表しましたが、まさに心技体が問われる競技だと言えましょう。どの選手も素晴らしく輝いて見えました。普段は超有名アーティストがスポットライトを浴びる場所ですが、この日は選手全員がスターです。(全日電工連
米沢会長のスピーチより勝手に拝借)
うれし涙と悔しい表情が織り交ざった表彰式では、各選手がどのような想いや覚悟で臨んだのかを述べる場面が印象的でした。選手の努力とそれを支える家族や仲間、表彰台の上で語る姿に私の目頭は熱くなり、となりの小野寺委員長はぽろぽろと大粒の涙を溢していました。
課題に対する技術や戦略だけではなく、大勢の前で迷うことなく手を動かすメンタル、どの選手も本当に格好良くてとても素敵な大会でした。この経験を仕事や青年部活動に活かしたいと思います。このような貴重な機会を頂きありがとうございました。
11月25日びわ湖大津プリンスホテルにて2022年度組合青年部全国講習会に北海道中小企業青年中央会副会長として参加してまいりました。
今回の全国講習会は2部制で、第1部では株式会社ナンガ 代表取締役 横田様より「引き継いだ家業をベンチャーに!!~下請けから、日本を代表する登山用シュラフメーカーへ~と題しご講和をいただきました。
横田様は三代目で、初代の頃は布団生産を行い、二代目の時にとある大手メーカー様より寝袋の生産をお願いされ徐々に布団から寝袋へと転換していき、三代目の横田様はアパレルブランドを目指しダウンジャケットの製造・販売を開始、先代が作りあげたこの会社を成長させもっと上を目指し世界で愛される「NANGA」の実現に向け全力で頑張っておられます。
新しいチャレンジには苦難がつきものですが、その難局を社員全員で乗り越え、「やって良かった」と喜び合える企業であることがナンガを経営していく上で一番の目標とおっしゃっておりました。コロナ禍で新しいものに中々チャレンジできない中このような取り組みを聞いて大変良い刺激を受けました。
第二部では、事業継承~あなたのお悩み聞かせてください~と題しパネルディスカッションが行われました。7名のパネラーと共に、事業継承をこれから予定している方、株式譲渡は完了してない方、株式譲渡等が完了している方の3つに分かれ、登壇されたパネラー皆さんの悩みや相談、実体験などを話さ、会場に参加された皆さんと悩みを共有しました。
その後、懇親会では電気工事会社以外の全国各地の青年部の方と交流ができ、とても良い経験になりました。
最後になりますが、2023年度の全国中小企業青年中央会通常総会は6月16日に宮城、2023年度組合青年部全国講習会は11月10日に高知で開催予定です。是非また全国の方々とお会いできる日を楽しみにしております。
去る11月19日(土)に北海道電気工事業工業組合青年部連合会 第11回会員大会『北海道の挑戦 最北端で最高のUTAGEを!~彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず~』をテーマとして、稚内サフィールホテル稚内にて開催されました。札電協青年部から岡田和也部長以下15名にて参加しました。昨今の情勢から昨年の会員大会が中止になった事もあり、初参加の部員もいて、緊張して会場へ向かいました。
第11回会員大会1部は、交流サロン(交流ゲーム)として、全員参加で、新規事業構築ゲーム~目指せ優良事業表彰!~に参加しました。内容として、各テーブル1チームで、代表者のくじ引きにより、事業内容・事業資金を決め、内容に沿った内容で各テーブルディスカッションをし、各々発表によって、投票をし、順位を決めるという物でした。全日本電気工事業工業組合連合会全国青年部協議会の方々・北海道各単協から青年部員が集まっていることもあり、自分だけでは思いつかない意見・ディスカッションの進め方を勉強できました。また、目標を決める事で、今日初めて会った方とでも楽しく対話をする楽しみを久しぶりに体感できました。我々の仕事内容と類似している部分が少なからず感じました。
第11回会員大会2部は、懇親会として、北海道電気工事業工業組合青年部連合会 安藤慎也会長の挨拶を頂き、祝辞として、北海道電気工事業工業組合
小野寺涼一理事長、全日本電気工事業工業組合連合会全国青年部協議会 木多俊博会長の祝辞も頂き北部電気工事業協同組合 村山聡理事長の乾杯とすすみ、和やかな雰囲気で進行しました。1部の交流サロンの投票結果発表・表彰式もあり大いに盛り上がりました。余興として、久しぶりに会う全道の各単協の紹介もあり、会員大会ならではの雰囲気を楽しめました。
交流サロンで対話をした事もあり、各テーブルでの会話も弾んでいる様に見えました。
昨今のコロナ情勢によって、対面での制限が掛けられ、開催が危ぶまれた時期もありましたが、無事開催され、無事参加でき、本当に良かったと思いました。
また、開催に伴って北海道電気工事業工業組合青年部連合会の皆様の企画力、準備の大変さが、痛いほど伝わってきました。大変お疲れ様でした。とても良い会員大会だったと思います。
移動も含め、札幌から稚内へ1泊となりましたが、とても身になる会員大会でした。外に出て勉強になる事の大切さ・対面の暖かさは、参加しないと感じとれないものなのかもしれません。部員共々、良い経験ができました。。
令和4年11月5日(土)北海道電気会館にて、令和4年度部員向け研修会を開催しました。この事業は、社業や青年部活動を継続していく中で、各委員会に協力を依頼しスキルアップの為に委員会毎に得意分野を研修テーマとして青年部員自ら講師となり、部員から部員へ、スキルを共有しながら互いに高めあっていく事を目指すという目的が有ります。
今までも部員向け研修会はありましたが、講師は青年部を卒業された方々や、外部講師の方々に依頼をしてやってきました。ですが今回は部員が講師をするといった、新しい形での開催になりました。ここ数年、新型コロナウイルスの影響で色々な事業が開催を延期もしくは中止を余儀なくされていく中で、本当に開催出来るのか不安はあったものの、無事に開催することが出来ました。
研修会の内容は「パワーポイント」「動画編集」「Google活用術」の3点です。社業には勿論それ以外の活動、プライベートなどにも使えるような内容も有り、とても実用性の有るものばかりでした。名前やフレーズなど聞いたことはあってもどんなふうに使うか、いつ使うか分からないことは沢山あると思います。その為の実演なども有り、とても分かりやすい内容ばかりでした。時にはクスッと笑える場面も有り、部員の皆を飽きさせないような内容も組み込ませていたので最後まで皆が集中、なおかつ楽しく研修会を終えることが出来ました。これからの青年部活動にはもってこいの内容ばかりで、充実した研修会になったと感じています。
国内では、新型コロナの感染者が再び増加傾向にある為、この先どうなるかは分かりません。ですが感染対策などを引き続き徹底していき、今後もまたレベルアップした部員向け研修会を開催していきたいと思います。
社会情勢へ大きな影響を与えている新型コロナウイルスですが、ワクチン接種などにより死亡率が下がり、少しずつではあるが元の生活が戻ってきています。
一方で、在宅勤務やオンライン会議などにより自宅にいる時間が増えたことにより「児童への虐待増加」が問題視されています。厚生労働省の資料によりますと平成29年から令和2年にかけて、相談件数が約19万件増加しています。新型コロナウイルスの影響だけではないと思いますが、増加を助長していることは否定できません。
令和4年6月17日~ 施工計画
新型ウイルスの影響も落ち着きをみせてきて自粛せざるを得なかった事業なども動き出すことが出来るようになりました。
オレンジリボン運動、札電協青年部を知ってもらうためには沢山の人に見てもらえる場所。
令和4年10月29日 施工当日
イルミネーションの施工当日、気温が低く寒い日でしたが、札電協青年部員の豊富な知識と経験によって施工は順調に行われました。
正午からは札幌工業高校と、札幌琴似工業高校の生徒数名が参加して、一緒にイルミネーションの施工を行いました。学生たちと作り上げていくことに、とても楽しくて素敵な時間だなと思いました。
17時頃に施工終了、無事故・無災害で終えることができました。
途中に、応援に駆けつけてくれたOBの皆様には温かい飲み物を頂き、大変お世話になりました。
令和4年11月1日 点灯日
札幌市中央区大通東1丁目 創成川公園大通ブロック(テレビ塔横)で児童虐待防止を願ったオレンジの光が灯った。
点灯式には、共催していただいた公益財団法人 札幌市公園緑化協会様、札幌市児童相談所様にご出席いただき、カウントダウンと同時に点灯され、日暮れの公園をイルミネーションの光で飾られた。
公園内で写真を撮る学生や、家族で楽しんでいる姿も見受けられ、心温まる思いを感じました。
新型ウイルスの影響で働き方が変化し、勤務体制の変更で自宅にいる時間が増えています。
中央会第2回青年部講習会は網走市にある『オホーツク・文化交流センター』にて網走ビール株式会社
代表取締役 長岡様による『網走ビールの歴史~網走ビールの取り組み~』の講話を聞かせて頂きました。大手ビールメーカーとクラフトビールメーカーとの違いやクラフトビール(一昔前は『地ビール』と呼んでいました)の歴史の変化、また網走ビール様の歴史など普段は口で味わい楽しむビールを、今回は耳でビールの話を楽しませて頂きました。
突然ですが皆さん網走ビール様の主力商品『流氷ドラフト』を飲んだことが有りますか?飲んだことのある方はご存知かと思いますが、あのビール『青い色』をしていますよね。実はあのビール色だけ『海の色』にしているのではなく、実際に『流氷』を仕込水に使用しているのだそうです。そしてあの青色は輸出する国によって着色料を変えているそうなのです。ちなみに日本では天然色素クチナシを使用していますが、国によっては青色1号を使用したりしているとの事です。
網走ビール様は網走近郊の有名な観光地をイメージしたビールだったり、地元産の麦を使用したり、最北の果樹園のさくらんぼを使ったりと沢山の工夫と地元愛の感じられる商品ばかりでした。また販路を拡大する為、各地で開催される商談会や展示会に積極的に参加して大手企業や食品会社、大学・JAや商工会議所、ヤクルトスワローズのつば九郎などともコラボレーションして、それぞれにオリジナル商品を作って業績を伸ばしているようです。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。真剣にお話を聞いていたので喉もカラカラお腹もペコペコです…一緒に講話を受講していた中央会の仲間と一緒に網走ビール様の運営する焼き肉屋さんで網走ビールと焼肉をたくさん堪能させて頂きました。青色でビールか?と見た目が少し不思議でしたが飲んでみると非常においしくたくさん頂いてしまいました。皆さんも店頭で見かけたら是非カラフルなビールを一度味わってみてください。
最後に3000本~オリジナルビールが作れるようなので機会があれば網走ビール様に相談してオリジナルビールを作ってみてはいかがでしょうか。
2022年4月 第1回実行委員会の開催
9月10日に開催される技能競技北海道大会のため顔合わせや今後の工程、役割分担などを行い、何をするのかも内容も理解できない私にゆっくりわかりやすく説明してくれたことを覚えている。昨年度は新型コロナウイルスの影響により苦しくも開催できなかったこの事業。この事業への思いがひしひしと伝わる。私は各部門の材料の担当と高校生の部の課題の担当となった。
すべては選手の為に「選手ファースト」の理念
各部門の競技規則や課題、見落としなどを修正しつつ着々と準備が進む。この時大切なことがある。作成する資料は全て選手目線であるべきこと。作る側が理解できても、それを見て出場する選手が見て理解、納得できなければ意味が無いこと。「選手ファースト」言葉は理解できてもこれが非常に難しい。出場してくれる選手がいることに感謝し、選手の皆さんが疑問なく、気持ちよく自分の目標に挑戦できる環境づくりに私たちは努めた。
2022年9月9日 会場の設営
いよいよ大会前日。会場の設営がすべて手作業で行われる。床の養生、競技ブースの作成、仮設電源の布設、開会式の準備など慌ただしく進んでいく。ミリ単位での寸法出しを行い、選手が平等に自分の力を精一杯出してもらえるようにと思いを込めて。会場の設営は日が暮れるまで慎重に設営された。
2022年9月10
日 技能競技北海道大会開催
大会当日。約半年間かけて入念に準備してきたものが、形となって現れる。良いことも悪いことも顕著に顔を出す瞬間が訪れた。スムーズな司会進行により開会式を終え、競技スタート。一気に会場に躍動と緊張感が走る。今回のテーマは「美技共演 挑め!拓け!導け!」~持続可能な電気業界~として選手各々が己の限界に挑戦し美しく技を競い合う。そしてその姿は必ず見ている者の胸を打ち前へと突き動かされる。電気業界の未来を拓き、それは必ず明るい未来へと導いてくれる。と、私はかっこよく解釈しています。
事前の準備、打合せがしっかり成されていたことで競技中のトラブルもほとんどなく
また、それぞれ同じ電気業界の仲間である。互いにリスペクトし合いながら競う姿に感動
技能競技北海道大会を終えて・・・
選手全員が持っている力を出し切り悔いなく戦い抜いた結果、一般の部は日東電気工業㈱
徳永真成 選手、㈱堀電気 中居
渉 選手が。女性の部では末廣屋電機㈱石垣 結 選手が見事全国大会への切符を手に入れました。また、高校生の部滝川工業高校の小林友梨音 選手はすでに前哨戦の高校生ものづくりコンテストで全国大会の切符を手に入れており、今回は自分磨き。
11月30日、12月1日の2日間、横浜アリーナで第4回電気工事技能競技全国大会が
選手がこの技能競技北海道大会に挑戦してくれているように、私たち運営側も選手の為に何ができるか、挑戦していきたいと思います。ぜひ、「北の大地」からの代表選手を応援してください。
令和4年8月6日 十勝40周年記念式典 開催おめでとうございます。
札電協青年部から岡田部長、高橋副部長、中島委員長、山崎委員長、そして私の5名で参加して参りました。
私は普段あまり会えない仲間と話をしながら定刻を待っていた。天気も崩れることなく無事開催され、マイク音量も問題ないしハウリングもない。実にスムーズな進行だった。
事前に行われた記念事業で、9月9日・10日に開催される技能競技北海道大会の選手の
懇親会に入ると食事の紹介がされ帯広を代表するグルメの数々。キッチンカーやテントでの出張店舗のような感じ。ラーメン・カレー・豚丼・炭火焼肉などなど。よくここまで集めることができたなと感心してしまいました。温かい気持ちの籠った地元グルメでいつの間にか寒さは忘れてしまいました。
地元といえばアイドルの皆さんも式典を温めてくれました。ご当地アイドル「LOG*IN」の皆さん。ステージに上がると元気に会場を盛り上げてくれました。若い力が溢れるパフォーマンスに大きな声は出せませんが少しずつ手拍子や拍手が増えていき、終わるころには一緒に踊ったりと大いに盛り上がりました。
まだまだ落ち着かない社会情勢ではありますが、無事滞りなく開催されたことお喜び申し上げます。
私たち札電協青年部も40周年を控えています。今回の十勝40周年記念式典をしっかり参考にさせて頂き、十勝の熱に負けないような盛大に40周年の節目を迎えたいと思います。
十勝青年部の皆さんお疲れ様でした。そして価値のある貴重な時間をありがとうございました。
2022年7月4日から札電協青年部のYouTubeチャンネルより北海道電力㈱様インターネット電設申込システム『電設Web』申請解説動画をご視聴いただけるようになりました。
一昨年度に組合員様向けに北海道電力㈱「電設web」システムの操作方法などの研修会を開催しました。しかし、コロナ渦により大人数・長時間に及ぶ講習会をすることが困難であったこと。また、参加者以外の利用者で登録や申請方法が分からない組合員が多数いることもあり、何か別の方法で研修の場を設けることできないかという思いがあり、本年度の組合員向け研修会では上記についての解説をYouTubeで配信し、組合員へ広く周知し理解を深めていただく動画を作成することになりました。
YouTube配信の利点としましては、いつでもどこでも閲覧が可能なため、人材教育の資料としてもご利用いただける点があります。
今現在・利用登録編・低圧申込編・高圧申込編の3本の動画を配信しており、合計約1,000回の視聴回数があり、北海道電力㈱様のホームページにもリンクを貼っていただいております。
是非、組合員の皆さまにご活用いただけると幸いです。
札電協青年部2022年役員研修会in広島レポート(1日目、7月1日)
2022年7月1日(金)~7月3日(日)、札電協青年部役員研修会が開催されました。昨年は、コロナウイルス感染拡大時期のため、役員研修会を見合わせしておりました。北海道の感染者数は依然として、高い傾向はありますが、緊急事態宣言のピーク時から比べると感染者数はかなり少なくなり、重症化リスクも低減していることから道外への役員研修会を実施することにいたしました。私も昨年より企画委員会副委員長を担当させていただくことになり、初めて役員研修会に参加させていただきました。
研修先は、中国地方の広島県に決定。北海道民としては、厳しい暑さを覚悟しながらも、海・山の豊富な自然に恵まれた広島ご当地グルメと、長い歴史・世界遺産を有する宮島や重工業などモノづくりの街として発展した呉など、観光地も多くあるため、心が弾む研修先になりました。
【1日目】7:30新千歳空港~役員14名が続々と集合し、これからの三日間の期待からか、集合待ちの雑談からも高揚を感じます。役員研修会の幹事は坂本監査に努めていただきました。自由奔放な役員をまとめる大変な役割を担ってくれました。1日目は広島への移動とテンパール工場見学、地元・広島県工組との青年部交流会等、予定がびっしり詰まっています。注意事項を確認し、早速出発です。
10:30羽田空港~、広島への乗り継ぎのため、一度羽田空港へ。天候は最高に良く、順調な飛行機の旅。
12:30広島空港~、飛行機から降りた一歩目から、「暑っっ!!」の一言。この日は運良く、最高気温38度の猛暑日。暑さを覚悟していましたが、想像を絶する暑さを体験できました。
屋外作業時での暑さ対策が、研修視察目的として追加された瞬間です。この後はバスで移動しながらの食事。窓の外の景色を見ると、山に囲まれた地域で瓦屋根の住宅が見えてきました。建物の構造や電柱の装柱物、引込線や電力計器箱など北海道とは違う施工方法を見ることができ、道外に来たことを改めて実感しました。
機械化された圧着加工、部品管理も自動化され、人為的ミスが極限まで少なくなるように製造管理されていました。作業員の締め付け等の手作業ラインでは女性作業員が多く、効率化が図られ丁寧に作られている印象で、電動ドライバーのトルク検査も毎日検査を実施。製造ラインの最後には耐圧試験や製品検査をしっかり行っており、可部勝木工場から品質不良のモノを出荷しないことを目標に製造されておりました。製造のプロの意気込みを感じることができ、私たちが日々使用している開閉器などの製品がどのような気持ちで作られているかを知ることができました。
工場長とのお話しでは、「過電流でもないのにトリップするブレーカー」の話題など、実際の現場での出来事についてQ&Aが行われ、製品説明書にも記載されない不思議な現象なども話しにあがりました。ブレーカーを取り付ける我々も真剣に問合せ、いろいろな可能性を想定しながらご回答いただきました。同じブレーカーを扱う者同士で、取り付ける側と作る側のマニアックな交流は充実したいい機会になりました。テンパール工業株式会社可部勝木工場の皆さまありがとうございました。
17:00広島東急REIホテル~、テンパール工場を後にして、宿泊場所へバスでの移動
18:00広島県青年部との交流会~、安藤直前部長が全日電工連青年部協議会にて深い交流がある広島県青年部の皆さまと交流会を実施いたしました。
交流会では札電協青年部の活動報告を行いました。事前に資料を作成し、中村副部長によるウイットに富んだ活動報告が行われ、最近の札電協青年部の活動を知っていただきました。昨年制作した、「電気のある暮らし」の電気工事業界説明冊子を手土産と一緒にお渡しし、大変興味をもっていただけました。全国でも札電協青年部の活動を注目していただいていることを感じました。
電気工事の地域特性や会社の業務業種の違いなど、様々な情報交換をして広島県青年部の皆さまと親睦を深めました。
札電協青年部2022年役員研修会in広島 (2日目、7月2日)
前日までの広島での工場研修や意見交換会を終え、2日目は文化と歴史を学びに行きました。
まずは世界文化遺産でもある宮島、嚴島神社へ。昨日同様、日差しが強く、とても暑い日ではありましたが広島港よりフェリーで宮島へ向かう航路中はデッキに出て心地よい風を感じることができ、暑さも少し忘れることができました。宮島に到着し、嚴島神社に向かう道中は北海道では見る事の出来ない綺麗な海の横を歩く参道や景色を楽しむ事ができ、とても気持ちを高揚させてくれます。ただ一つだけ事前に知ってしまった悲しいお知らせが・・・名物とも言える大鳥居が現在改修工事で見られないという事。実際に目に飛び込んできたのは工事囲いされている大鳥居・・・今回見られなかったことは残念ではありましたが、次回の楽しみに取っておくとして逆に工事囲いされている大鳥居を見られるのは今年だけとプラス思考で考えるようにしました。(まぁちょっと無理がありますが・・・)
嚴島神社本殿内部は東側47間、西側61間ある廻廊を歩くことができ国宝・重要文化財に指定されている17棟3基の建造物の見学ができます。本殿の見学・参拝を行い、その後豊臣秀吉公が1587年発願し建立を命じたが、秀吉の死により未完成のまま今日に至る豊国神社通称千畳閣にも足を延ばしました。完成された嚴島神社とはまた異なる壮大さを感じ、ただ圧倒されただけでした。嚴島神社を出てフェリーの時間まで表参道でお土産を購入したりなど各々時間を過ごしました。前回の大宰府天満宮、前々回の伊勢神宮と個人的にですが北海道には無い表参道の雰囲気がとても好きです。
フェリーで広島港に戻り、昼食を済ませて午後の目的地である呉市にある大和ミュージアムに向かいました。広島県は世界で初めて原子爆弾が投下された地であり、日本の近代史を語る上ではとても重要な場所であることは間違いなく、広島県に行った際には絶対に見て学ぶべき場所だと思っていました。
到着し、まず目に飛び込んできたのは隣接している海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)にある実際に活動していた潜水艦「あきしお」実物の潜水艦の迫力に目を奪われました。
大和ミュージアムに入ると戦艦「大和」の10分の1サイズで復元された物や実物大の零式や砲弾、魚雷など細かい説明と共に沢山の展示があり、また当時最新鋭の技術を用い作成された軍艦などを製作し、栄えた呉の歴史についても細かく展示がありました。過去の栄華と共に戦争から未来に何を伝え、戦争のない世界を目指す平和産業港湾都市として呉市が進んでいる道を知ることができ、大変勉強になりました。
最後になりますが、新型コロナウイルスの感染者が減少傾向とはいえ、まだまだ猛威を振るっている状況の中ではありましたが、万全の感染対策をもって参加した部員全員が無事、帰着出来た事。そしてその中でも沢山の勉強や発見をさせて頂けた事は今後の社業や組合活動をしていく上で成長できる材料となりました。この経験を今回参加していない部員にも共有し共に成長出来るよう、より青年部活動を活発にしていきたいと思いました。
本当にありがとうございました。
6月27日(月)札幌工業高等学校にて、工業高校生徒と保護者への電気工事業界について説明会を行いました。教育機関との連携事業として平成30年から続く説明会でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2年間中止をしておりました。本年3月の琴似工業高校での説明会に引き続き、4月に説明会を開催するため準備を重ねてまいりましたが、札幌工業高校内での感染状況もあり開催延期となっておりました。学校との協議を重ね6月となり、感染状況が落ち着いてきたため、札幌工業高校でも電気工事業界説明会を開催することができました。
工業高校生の就職活動において、電気工事業界が候補の一つとなり、安心して電気工事業界に飛び込んで来てもらえるような環境をつくるにあたり、保護者の勧めや理解は非常に重要です。今回は電気工事業界へ興味がある生徒と保護者を対象とし、業界の現状と未来について説明を行い、業界への理解を深めてもらい、将来一人でも多く電気工事業に足を踏み入れてくれるように計画・実施いたしました。
仕事帰りや夕飯支度の忙しい時間にも拘わらす保護者13名と授業や部活動を終えた生徒11名が説明会に参加していただけました。学校からモニターをお借りし、スライドを用いて建設業における電気工事業の割合や、電気工事の種類、電気工事会社の仕事内容や求められる資格など、多岐にわたる内容をコンパクトにまとめ、一般の方にもわかりやすいよう図やイラスト、写真などを交えながら説明を行いました。電気工事業界の未来や発展性を理解していただき、電気工事業が無くならない仕事、成長する産業であることを知っていただき、安定した就職先であることをアピールいたしました。
実際の作業者や施工管理、営業担当がどういう業務をしているかなどを、いつもの服装・装備を披露し寸劇も交えながら、より具体的に理解してもらえるよう努めました。
業界説明会の後は、札電協青年部メンバーとの座談会の時間を設けました。生徒と保護者は教室を分け、生徒が発言しやすいように配慮しました。緊張からか硬い表情の生徒たちでしたが、青年部メンバーの学生時代の話や、電気工事業へ進んだ経緯や経験などユーモアを交えながら語り合いっていくうちに表情も和んでいきました。生徒目線で向き合ったことが好ポイントだったのかもしれません。
保護者との座談会では、電気工事会社の施工業種による、仕事スタイルの違いについての質問や、大企業と中小企業との就労環境の違いなど、より具体的な質問が多くありました。冗談も交え笑いながらの座談会になり、時間が足りないほどの盛り上がりでした。子どもの将来像を見据えながら納得した表情が印象的でした。
Withコロナ時代、生徒や保護者の不安を取り除くように努め、人材不足の電気工事業界へ納得して飛び込んでもらえるように、これからも継続して教育機関と連携しながら、さらなる電気工事業界の発展のためPR活動を展開していきたいと考えております。
令和4年6月、3年振りに北海道神宮例祭、通称
札幌まつりが開催されました。
当日、数年振りの参加で衣装の着方も忘れていましたが、後輩たちに助けられながら何とか身支度を整え準備完了。今年は青年部員14名(初参加4名)が参加し、第一鳳輦を担がせていただき、いざ出発。生憎の空模様でしたが、先頭のお囃子の音色が響くと、気持ちも自然に昂ります。
今回はコロナの影響もあり、例年より規模を縮小しての開催です。例年は4基の神輿と8基の山車、1,000人規模の大行列で行っておりましたが、今回は半数程度の人数に縮小しての開催でした。
それでも、参道には多くの人がおり、3年振りの神輿渡御を楽しそうに眺め、また、多くの声援を送っていただきました。神輿の紐房で沿道の子供達を撫でてあげると、楽しそうに笑顔を返してくれて、自然と力が湧いてきます。
その他にも、組合員の方、青年部の先輩方、ご家族の方からも応援をいただき、雨の降る中でしたが、無事に楽しく14.3kmを巡幸することが出来ました。
日頃より青年部員として様々な行事に参加をしていますが、この神輿渡御は群を抜いて、非日常感を味わえる行事です。平日の開催が多く、なかなか参加し辛い部分はありますが、是非、多くの青年部員に参加をしてもらい、この非日常感を味わって欲しいと思います。
また、組合員の皆様におかれましても、今回の神輿渡御に限らず、青年部事業として、工業高校への業界説明会の開催、イルミネーションの設置、YouTube活動など様々な行事を行っておりますので、興味のある方は是非、青年部のホームページ等で情報をご確認していただければと思います。
以上、現役最後の神輿渡御のレポートとなります。有難うございました。
参加された皆様お疲れ様でした!!
令和4年5月24日
今年はようやく対面による通常総会を開催することができました。出席者35名、欠席者13名、委任状提出者6名と議案審議も全て無事に可決となり、3年ぶりの通常総会を青年部の多くの仲間と集まることができました。残念ながら総会後の懇親会については情勢に伴い中止となりましたが、総会だけでも開催できるような社会に少しずつではありますが進んできたのだなと強く感じます。
久しぶりの総会ということもあり、運営する我々総務委員会としても記憶を頼りに探りながらの開催となりました。昨年、一昨年に続いて中止となり書面議決になる可能性も十分に考え、いくつかのパターンを検討しながらすぐに対応できるよう委員会では協議を重ねてまいりました。我々青年部の対応力は年々少しずつ上がってきたようにも感じます。
今年度は新たに3名の部員が仲間に加わり、新しい仲間と一緒に活躍できるよう私自身も期待しております。これからも『出来る事』をより一層広げていき、社会に柔軟に対応していく青年部を目指していきます。これからの全事業開催を祈念しまして活動報告とさせていただきます。
~ ~ ~ ~ ~ ~ 令 和 3 年 度 ~ ~ ~ ~ ~ ~
教育機関との連携事業として、札幌琴似工業高校にて電気工事業界説明会を行いました。新型コロナウィルスの感染拡大防止のため2年間中止をしておりましたが、学校との協議の結果、生徒の将来の選択肢を広げ、就職活動時において安心して選択できる就職先になるよう電気工事業をPRする絶好の機会と捉え、計画・実行をいたしました。
3月10日(木)生徒33名、青年部15名
3月17日(木)生徒37名、青年部14名が参加しました。
プロジェクターをお借りし、スライドを用いた業界説明を約20分、生徒3人に対し青年部1~2名配置してのグループディスカッションを約60分行いました。
両日ともに同じ構成にて業界説明会を行いました。スライドを用いた業界説明では、ただ一方的に説明するのではなく、途中でクイズ形式を用いて生徒全員を巻き込みながら説明をしました。
グループディスカッションでは基本NGなしで生徒の質問を受け、各青年部メンバーが回答しました。緊張からうまく話せない生徒もいましたが、話しが進むにつれ盛り上がり、60分では時間が足りないグループがほとんどだったと思います。
具体的な質問では、お給料、休日、現場作業について、作業がない平日の過ごし方、3DCADや施工管理について、先輩職員と打ち解ける方法・早く業務ができるようになる方法、出張の有無や就活時の面接についてなど、実際に生徒自身が電気工事業界に入るイメージをつかむ為の質問がありました。将来設計・進学か就職かの選択、何をしたらよいかわからないなど、自身についてしっかり悩んでいる事がわかる質問もありました。各青年部メンバーの回答を真剣な表情で聞き入っている様子が見て取れ、我々にとっても生徒にとっても有意義な会であったと思われます。
反省点として、先のスライド説明時に、スライド資料を配布し、メモを取ってもらえる環境を作れば、ディスカッション時の質問のネタにも活用でき、生徒自身が後で見直す資料が残り、保護者に相談しやすい環境作りができたかもしれないと思いました。
有意義な点と反省点を含め、世の中の情勢などもありますが、継続的に教育機関との連携事業を行うことで、学校・生徒が電気工事業界への理解を深め、納得して飛び込んできてもらえるよう働きかけ、そして我々組合・企業側は、人手不足や若者の早期退職などの様々な問題の解決策を見つけ、双方が幸せになれるように、今後もこの事業を展開していければと思います。
この事業は企画委員会主導で進めている工業高校との教育機関連携事業で繋がりのある札幌琴似工業高校 鈴木副校長様より、工業系ではないが高校生主導で行なうイルミネーションライトアップのおてつだいいただきたいと札幌丘珠高等学校をご紹介頂き、電気工事業界として中々付き合いがない普通科の高等学校からの依頼ということもあり、この依頼を受けることで今まで未開催だった普通科高校での出前授業・業界説明会等で連携を取れるような関係を作っていきたいという思いから協力させて頂いた。
2021年、【新型コロナウイルス感染拡大】という未曽有の非常事態により日本中多くの国民が制限と自粛による生活を余儀なくされた。我々青年部も活動が思うようにいかない状況が続き、普通科高校との教育機関連携に不安を感じていたのだが、今年度も札幌丘珠高等学校より開催のお手伝いを頂きたいという朗報が届いた。
マスク生活が始まってどれくらいだろうか。
コロナ禍において痛感したことは人と人とが顔を合わせ、みんなで笑い合えることがとても幸せな日常であったことである。とある企業が「マスクをしているときに気になること」というアンケートを行った結果、
多くの人が「息苦しい」と回答しているなか
令和3年12月6日(月)
施工当日、多少の雨風は覚悟して向かったものの、天気にも恵まれ16時頃には施工も無事に終了し、一緒に施工した生徒達も充実した表情。「マスクをしているのに?」先程、マスクをしていると「相手に表情が伝わりにくい」という結果を書いたが、マスクをしていても伝わりやすい表情がある。それは笑顔だ。
令和3年12月7日(火)
たくさんの生徒達が点灯式に来てくれた。吹奏楽部が演奏を披露して雰囲気を盛り上げ、生徒用玄関に設置したイルミネーションを灯した。
昨年同様コロナ禍において多くの制限のなか、クリスマスや新年を控えているのに、何をするにも困難な状況で、沈みがちな気持ちに空いた穴を埋められないかと思い今年も行われた点灯。少しずつ・・・けれど確実にコロナ禍から前に進んでいる実感を生徒ひとりひとりからマスクをしていてもわかる【笑顔】を貰えた瞬間だった。
国内ではオミクロン株の感染が相次いで確認され、市中感染と見られる事例が確認されています。今後の感染拡大によりいっそう警戒が必要な状況になるかもしれませんが、引き続き3密の回避やマスク着用、手洗い・手指消毒の徹底など、基本的な感染対策の徹底し、コロナ禍だから出来ないのではなく、小さくとも出来ることを見出す活動を行っていきたい・・・という此からの意欲を丘珠高校学生達からもらうことが出来た。
先にも述べたとおり、今後も普通科高校での出前授業・業界説明会等、連携を取れるような関係につなげていきたいと思います。
国内で新型コロナウィルスの感染確認がされてから約2年が経ちます。この2年は私たちの生活を大きく変えることになりました。この文章を書いている時期(令和3年11月)の感染者数は少し落ち着いていますが、掲載される頃どうなっているかは全く分かりません。
2年間を振り返れば、こんなこともあったなと思い出になっていますが、当時は真っ暗なトンネルを進んでいるような気持ちで日々を過ごしていた人も多いでしょう。
青年部活動も時勢に従い自粛を続けてきました。しかし、コロナ渦で就職活動が思うように出来ず困っている工業高校生の声を知り、昨年度は業界や業種について解説しつつ電気工事業をPRする冊子「電気のある暮らし」を青年部で発行したところ、生徒や先生から好評を頂きました。
今年度は、より広く多くの方に電気工事業界の魅力を発信するために広報委員会が設置されました。
この近い距離間が難しい昨今、私たちはどのような方法で情報を発信していくかを考え、誰でもいつでも何処でも見ることができるYouTube配信に挑戦することにしました。
新たな試みにチャレンジしていく中で、技術的なことやスケジュールや予算など様々な失敗を重ねています。その甲斐もあり委員会の企画会議では、撮影手法や企画案など活発な意見が飛び交っています。
また、他の委員会が主導する事業の様子をYouTube配信することで青年部全体がこの事業に取り組んでいる一体感があります。
滋賀県で開催された全国大会では、他都府県の青年部からYouTubeで札電協青年部とコラボしたいと熱いオファーも頂き、様々な可能性を秘めている事業だと認識しました。
この事業は現在進行形で継続しています。まだ本来のコンセプトとは遠い位置にいますが、工業高校生をはじめとした多くの方に電気工事業界をPRできる内容を目指していきますので、お暇な時間に是非ご覧ください。
昨今の新型コロナウイルスの影響で繰り返される緊急事態宣言、蔓延防止措置など
最も厳しい環境におかれている医療現場。
私たち札電協青年部はそんな医療従事者の皆様がほんの一瞬でも落ち着けるような、
未だ社会情勢が落ち着かない中、今回の提案は正直不安だった。様々な感染症対策が実施されている中イルミネーションの施工は可能なのだろうか。企画して人を動かしたあげく、やっぱりできませんでしたでは通用しない。部員からコロナ感染者が出てしまったら本末転倒である。しかし私の不安は無意味なもので、部員からは感染症対策はしっかりやって、喜んでもらいましょうという声。
ここ2年間大きな事業を自粛してきた我々だったが「出来ることを出来る限り」を念頭にこの事業は動き出すことになった。
そして私たち札電協青年部を知ってもらうこと。
この二つを根本とし事業を進めていくにあたり、開催場所に創成川公園が候補となった。
人が立ち止まらずに、近くに病院もあり、医療従事者の皆さんに見てもらえる場所。
私たちはすぐに管理している公益財団法人 公園緑化協会様に会いに行った。
すると快く受け入れて頂き、ぜひやってくださいとの返事。こんなに素晴らしいことを
また、公園緑化協会様が共催となり、事業に携わって頂けることにもなった。すごくホッとしたが、もう後には引けないというさらに大きな
そんな中11月初旬だっただろうか、コロナ感染者が一気に減りだし様々な自主規制も
まるで医療従事者の皆さんが私たちを後押ししてくれているような
最小限の関係者だけで点灯式も計画する運びになり、一層楽しみが増えた。
イルミネーション施工当日、私に不安は一つもなかった。
私たちは「喜んでもらいたい」「知ってもらいたい」の一心で施工を続けました。
皆で集まって施工する事業が久しぶりだった事もあり、とても楽しく、なにか大切な
16時頃には施工も終了、無事故・無災害で施工を終えたことに安心した。
途中、応援に駆けつけてくれたOBの皆様には温かい飲み物を頂いたりと
令和3年11月22日
札幌市創成川公園(北1条~北大通ブロック)で医療従事者へ向けた「感謝とエール」の光が灯った。
点灯日はあいにくの強い雨。計画していた点灯式は中止を余儀なくされた。
17:00 雨の降る中、定刻通りイルミネーションが光る。
雨で滲むイルミネーションはまるで水墨画のように幻想的な光だった。
見受けられた。
このイルミネーションを見て、一人でも多くの方が明日も頑張ろうと
「すべての医療従事者へ ありがとう。」
去る令和3年11月11日、滋賀県のびわ湖大津プリンスホテルにて第34回電気工事業全国大会が開催され、
札電協青年部からは、岡田部長、山崎委員長、山内副委員長、私の4名で参加して参りました。
今回の開催については、新型コロナ感染拡大防止の観点から、ご来賓の皆様や組合員、青年部代表者を500名以内に限定して集まる開催となりましたが、本大会ではユーチューブライブを活用して全国配信し、参加出来なかった組合員の皆様方も、生配信を視聴できるよう工夫されていました。
本大会のメインテーマは「絆を深め、業界の発展につなげよう びわ湖の風に乗せて」と素敵なテーマとなっており、サブテーマには「インフラの要を担う電気工事業 広げよう 高めよう、そのやりがいを」・「コロナに負けるな一致団結で、今こそ示そう我々の底力」と少々長いですが、とても力強いテーマとなっていました。
本大会では、第5回優良事業工組表彰に我々は「電気工事業界PR冊子製作」を事前にエントリーしていましたが、全国各地から55事業のエントリーされている中で、なんと銀賞に選ばれました。
表彰式においては、岡田部長が登壇し、米沢会長より表彰を受けました。
また、組合活性化研修会においては、昨年度に行われた第4回青年部優良活動発表会で最優秀事業の事例発表を行うという事で、安藤直前部長がプレゼンして最優秀賞を受賞した、「令和2年度北海道高等学校電気科教育研究総会・研究協議会電気工事技術講習会講師」を本大会にてプレゼンさせて頂く運びとなり、会場での発表者は山内副委員長、PC操作は山崎委員長と山山コンビで結成されました。
プレゼンではパワーポイントを活用して発表するため、大会ギリギリまで参加メンバーにてプレゼンに関する資料内容や写真選び等を行い、素晴らしい仕上がりのプレゼン資料が出来上がりました。
大会本番では、山内副委員長の堂々としたスピーチと、それに合わせる完璧なパワーポイント操作を行った山崎委員長、二人の意気はぴったりで安心してプレゼンを見ることが出来ました。
プレゼンを終えて戻ってきた山内副委員長の顔には、やり切った感と安堵の表情が垣間見えていました。
今回の全国大会では、新型コロナ感染拡大防止の観点から懇親会等の飲食を伴う交流の場はありませんでしたが、久しぶりに全国の皆さんとお会いして情報交換をすることが出来て多くのことを学ばせて頂きました。
最後になりますが、令和4年12月1日には第4回電気工事技能競技全国大会が横浜アリーナにて開催、令和5年10月19日には第35回電気工事業全国大会が福島県にて開催が予定されておりますので、1日でも早くコロナが終息することを願い、また全国の仲間たちとお会いできることを楽しみにしております。
2021年11月5日釧路市内にて北海道中小企業青年中央会主催 令和3年度第2回青年部講習会に安藤直前部長・岡田部長・高橋副部長・中村と4名で参加して参りました。この2年間中央会の講習会はコロナ禍で開催できず、以前よりコロナが落ち着いたら一度行いたかった『釧路の地』での開催になりました。
今回の講習会は2部構成で第1部は北海道3大市場であり、釧路市民の台所『和商市場』にて和商市場理事長の柿田様によりご講和いただきました。
和商市場は昭和29年発足の歴史ある市場で、市場が出来る前は駅前に行商が集まり品物を売っていたようです。発足当時は組合員60名で製紙業が活発だった釧路市は道内外からの移住者が多く、歩く事がむずかし程盛り上がっていた市場でしたが、スーパーマーケットの普及、後継者の問題などで現在は26名の組合員とどんどん規模が縮小してきているようです。
そこで、和商市場が一丸となり、販売促進委員会を配置し『和商の日』を制定、くじ引きやイベントを行い、市民の皆様に少しでも足を向けてもらえるよう日々尽力されているようです。また、空き店舗では地元の学生による地場の食材を使い食堂を運営、販路を広げるためにネット販売をして色々な方に釧路の美味しい食材を知ってもらっているようです。
第2部では『逆転の発想で「夜の街」に光を!!をテーマに歓楽街コロナ対策連絡協議会 副会長瀧波様による講習でした。瀧波様は釧路市内に飲食店などが入居するビルを持っていてこのコロナ禍をどう乗り切ってきているかを説明頂きました。
コロナに感染したら、公表する非公表にすると悩む飲食店が多い中、商売敵でもある釧路市内のビルオーナーたちと一致団結し賛同者を募り、協議会を設置して釧路市内で安心して遊んで頂くために包み隠さずSNSを使い釧路繁華街のコロナ感染状況を毎日配信しているようです。
最初はアンチがいてある事ない事を言われ苦労したこともあったようですが、日々発信する中で応援者もどんどん増えて来て、行政や全国のマスコミが注目する取り組みとなってきているようです。
今回講習会に参加して一番勉強になったことですが、『一致団結』の大切さと『感謝の気持ち』を持ち行動することを改めて学ばせて頂きました。
私たち札電協青年部もこのコロナ禍で事業が減り、委員会もWEB開催や顔を合わせ委員会を行うことも少なくなってきており、最近は今までの青年部ではないように感じております。やっと少しずつコロナから脱却しつつある状況になってきておりますので、これからは状況が許せば『一致団結』をして青年部らしく青年部らしい事業を行い、部員同士、いつも支えて頂いている皆様や組合の皆様や先輩部員に感謝の気持ちを持ち、行動していけば今まで以上に魅力ある札電協青年部になっていけるように感じました。
去る令和3年8月3日、4日に北海道琴似工業高等学校に於いて新型コロナウイルス感染症により延期となっていた第21回高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会が開催されました。
高校生ものづくりコンテストは全国各ブロックにて8競技で開催されます。道内各地の工業高校の生徒7名が電気工事部門北海道ブロック大会へ参加。北海道電気工事業工業組合青年部(札幌・苫小牧・釧根)から審査委員として私を含む7名が参加しました。
生徒の皆さんは事前に公表された課題に沿って作業を行い、最優秀賞1名、優秀賞1名、優良賞2名の座を競います。最優秀賞選手には高校生ものづくりコンテスト全国大会への出場権が与えられます。
1日目は引率の顧問の先生方と開催校の先生、我々審査員で大会内容、スケジュールの
先生方との会議が終わり開会式へ。大会長の札幌琴似工業高等学校長 髙橋 豪様のご挨拶、審査委員長を務める当青年部岡田部長の挨拶に始まり、生徒の皆さんは公平性を期す為、作業エリアを決める抽選を行います。
抽選後、作業エリアにて競技に使用する材料の確認と工具の準備へ。ここからすでに勝負は始まっています。製作に使用する板面の確認、材料の数量チェック、持ち込み工具の確認、
2日目はいよいよ競技になります。直前の顧問会議で最終チェックを行い、競技会場へ。
各自作業スペースへ入りスタンバイ。熱中症予防のため15分の休憩を挟み2時間20分の競技が始まります。審査委員長の号令でスタート。各々の工程で作業を進めていきます。
規定の時間があっと言う間に過ぎ、競技が終了しました。選手の皆さんは速やかに別室へ。
「北海道滝川工業高等学校 2年 小林友梨音さんが最優秀賞」
高温多湿、長袖マスク着用という状況下で選手の皆さんは大変頑張ったと思います。
令和3年7月8日
ホテル札幌ガーデンパレスにて、札電協青年部が所属する北海道中小企業青年中央会(以後、道青中)の通常総会と第1回青年部講習会がコロナ禍ということも有り、ソーシャルディスタンスをしっかりと取り、WEB
参加も合わせたハイブリッド方式で開催されました。
まず、道青中は、全道各地の組合青年部を会員に組織され、次代を担う若手経営者・指導者の育成および交流を目的としている46の青年部が集まる団体です。今年度の道青中会長は我々札電協青年部第13代部長の安藤先輩が務めております。総会の冒頭あいさつで『社業と共に業界を発展させていくことは青年部に与えられた使命で、新型のウィルスに打ち勝つには隣の同業者と戦うのではなく、色々な業種の方々と巡り合いたくさんの刺激を受けて信頼、尊敬できる仲間づくりをしていくことが大切』と挨拶をし、北海道テントシート工業組合熊谷部長
が議長に任命され総会が始まり滞りなく終了致しました。
少し休憩をはさみ第1回青年部講習会が始まりました。今回の講習会は外部から講師を呼ぶのではなく、道青中に所属する団体の『組合青年部の取組事例発表』が行われました。
このコロナ禍で行動の制約が多い中、各青年部はどのような事を考え、行動し、感じているのかを発表する講習会でした。今回は3団体の発表でした。
第1部は情報創造事業協同組合青年部様による『ドローン操縦体験会』の発表でした。ビジネスや産業、災害対応などで近年活躍の場が広がっているドローンを座学と操縦の体験を以て身近なものにするという流行りにのった事業でしたが、コロナ禍ということも有り昨年度事業としては成立せず今期の事業になるようです。
第2部は我々札電協青年部の出番でした。毎年、工業高校に赴き生徒や保護者に向けて電気業界の魅力を伝えるために業界説明を行っておりますが、このコロナ禍で直接会って説明や座談会を行うことが出来ず、今我々が出来る形は何だろうかと企画委員会が中心となり、工業高校の生徒にアンケートを取った結果、「インターンシップの中止」「会社見学の中止」我々青年部が毎年行っている「出前事業の中止」と近い将来就職を目標にした生徒には
「就職への不安」
が洗い出されました。そこで我々に出来る活動は何だろうかと考えた結果、電気はどの様に発電され家庭や会社などに電気を届けているのかを分かりやすく図解で表したものを生徒や保護者にも身近なここ札幌と近郊の地図を使い発電所や変電所を載せ電気が届くまでを説明、
電気工事業界ってどのような業種があるのか
を青年部の会社を例にとりカテゴライズやアイコン化でわかりやすく様々な業種を紹介し、生徒がインターンシップに行けない状況でも手に取るように電気工事業がわかる内容の冊子を作製した経緯や苦労した点などを前企画委員長だった高橋副部長が迫力満点に説明させて頂きました。工業高校に先日、冊子を持参させて頂きましたが、感想はまだ聞けておりません。我々青年部の努力の賜物はきっともって喜んで頂けると自負しております。
第3部は札幌地方自動車整備振興会
青年経営研究会様による『医療従事関係者への支援』の説明が有りましたが、こちらの青年部の方々も小学生や中学生に向けて自動車業界の魅力を伝える活動をしており、非常に興味深く聞かせて頂きました。
どこの青年部でも言っていたことが、青年部に所属する人数が全体的に減ってきて非常に活動の苦労をされているようです。我々札電協青年部も今年度の卒業で50名を切ってしまいました。
人数が多ければ良いという事ではないと思いますが、所属部員が多ければ大きな事業も出来ますし、色々な人の視点や立場から活動について考えていくことが出来ます。
私なんかは普通学校を卒業してすぐに家庭の事情もあり家業に入りました。たくさんの仕事の悩みや会社のことについてたくさんの仲間に相談をし、助言を受けております。仕事で忙しい時も有りますが、そんな中での青年部活動はなかなか大変なことも有ります。
社業では経験できない多くの刺激を受けることが出来る、素敵な仲間が多くできるそんな場所が青年部だと思います。これからも青年部らしい、若く新しい発想を持って業界を盛り上げて行ければと良いと感じております。
最後まで拙い文章を読んで頂き有難う御座います。今後とも応援宜しくお願い致します。
令和3年5月24日 月曜日
今年こそは開催をと、昨年度に我々札電協青年部にて活動を行うために宣言した「新北海道スタイル」
を基に、ホテルとの感染症対策について何度も確認、準備を行ってまいりました。招待客の制限や飲食の取りやめ徐々に情勢に合わせ縮小しながらも今年は開催したかった通常総会。なぜなら12名の卒業生を送り出す大切な卒業式も同時に予定していたからです。
しかし、昨年同様に新型コロナウイルスが猛威を振るい、開催を目前にした5月中旬。
再び開催断念を余儀なくされました。
開催日まで10日程度の期間で残念な想いを感じる暇もなく開催を書面議決へと変更しなければいけない事態となりましたが、昨年とは違い我々には日々変わる情勢と戦いながら延期や中止、そういった事態への対応力が格段に上がっていることが功を奏し、迅速に書面議決へと移行できた大きな要因となりました。
令和3年5月24日
当組合のある北海道電気会館にて部長、副部長、会計、委員長の計10名で感染症対策を実施した上で四役会を開催しました。事前に全部員へ配信した書面議決書の集計を行い、無事に役員改選を含む全議案可決となり、新体制へ移行となりました。
昨年に続き書面議決となってしまったことはとても残念ではありますが、昨年の経験があったからこそ早急な決断ができ、所属する企業や部員とその家族を第一に考えることができました。昨年の総会の後に掲げた
『出来る事』
をしていく。その幅をより広げられるようこれからも邁進していきたいと思います。
~~~~~~~~~~令 和 2 年 度~~~~~~~~~
令和2年10月16日(金) 北海道札幌工業高等学校にて「令和2年度 北海道高等学校電気科教育研究協議会 電気工事技術講習会」を開催いたしました。
講習の内容は 薄鋼電線管の曲げ加工と、練習用の壁面への配線の固定、配線同士の結線の2ブースに分かれて行います。私は配線と結線の講師を務め、難しい金属配管の曲げ加工は、熟練の先輩方へお任せします。出来ないわけではありません、やらないのです…。
シンプルな課題を作成し結線図通りに先生とマンツーマンで配線を進めていきます。
実技講習の後は少数に分かれて座談会を行ないました
参加されている先生は道内各地から出席されていて、各地の工業高校と青年部との関わりや活動内容などの情報を交換しあいまた、札電協青年部と札幌市内の工業高校との活動にも触れてもらい、互いに取り入れていきたいと、活発に意見交換ができた座談会になったかと思います。
就職希望の高校生は普通科に次いで工業系が他科に比べると群を抜いて多い状況です。
去る令和2年10月9日、工業高校からの依頼で「高校生ものづくりコンテスト用パネル」の運搬作業を
当青年部の地域貢献活動の一環として引き受けることになり実施致しました。解体されたパネルを
北海道札幌工業高等学校から北海道札幌琴似工業高等学校へと運搬し、再度組み立て設置をするという作業。
事業の経緯としては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、当青年部も発足以来初の活動休止
の中北海道道庁で提言された新しい生活様式に基づいた「新北海道スタイル」を基に青年部でも
「新北海道スタイル安心宣言6つの習慣化」を提言し安全対策を徹底した上で再始動に踏み切りました。
再始動して初めての事業は、北海道高等学校電気科教育研究会からの電気工事技術指導協力依頼でした。
この事業においては令和2年10月16日に無事終了していますが、その際に学校側よりパネルを運搬
してくれる業者など知り合いいませんか。と相談を受け、当青年部としても運搬作業は出来ない内容では
なかった事と、コロナ禍という情勢により今期の活動がほとんど出来なかった事を考え協議した結果
コロナウイルス対策徹底と、施工時の有資格者配置に至るまで、安全対策をした上で引き受ける決断に至りました。
準備段階からは、現地での運搬ルート調査や学校側とのスケジュール調整、また実施日ギリギリまで
日々様変わりする政府からのコロナ情報に耳を傾け進めていく準備は大変なものであった。
施工当日は外部からクレーンによるパネル荷上作業もあったが、天候にも恵まれ作業がやりやすかったことと
部員同士のチームワークの良さでスムーズに運搬と組立作業を終えることが出来た。何よりも、各々の部員が
日頃より仕事で学んだ知恵や技術力をふんだんに発揮してくれたことにより、事前に計画した
タイムスケジュールよりも前倒しで終えることが出来た。
当初は何気ない相談で突発的な話ではあったが、今まで学校側と青年部とで築き上げてきた関係性があったからこそ、柔軟な対応で事業を進めることが出来たと確信した。今後も工業高校との関りは、連携事業を通じて
更に太く長い関係を維持していけるのではと期待できるものであった。
この先も教育機関との連携事業は継続していき、今まで行なってきた事業を通じて一人でも多くの工業高校の生徒達が、就職先の選択肢として我々の電気工事業界に飛び込んで来てくれることを期待します。
2020年10月2日、北海道中小企業団体青年中央会会長を拝命して初めての道外遠征となる
東北・北海道ブロック交流会が福島県郡山市にある郡山アネックスビューホテルにて開催されました。
福島県は2012年、東日本大震災の時に訪れて以来になります。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
1日目。「郡山市中央工業団地における2019年台風19号被害の概要及び復旧の現状について」
実際に被災した石井電算印刷㈱、代表取締役石井氏の講演がありました。
近年珍しくなくなってきた自然による大災害ですが、その被害に直接遇わない地域にとっては
どことなく人ごとに感じてしまうこともあります。
こういった情報はどうしてもマスコミに頼ることが多くなってしまいがちですが、実際に見て
みないと分からないという事はこれまで何度も経験済みです。電気工事屋として印象に残るのは、
どこか違和感のある屋外に設置されているキュービクルやエアコン室外機。阿武隈川支流から
溢れ出た水は深い地域で3mにおよんだとのことでしたが、工場地帯の辺りは浸水の痕を見る限り
1.5mくらいまで浸かったようで、鉄工所も多く立ち並ぶ工業団地では、キュービクルの鉄骨架台を
自社製作して嵩上げしていました。そこに関わった電気屋さんと話ができなかったのは少し残念でしたが・・・
石井社長が自社工場の浸水被災状況を振り返りながら詳細にお話してる姿に、辛い経験談は
心が痛むだろうと想像していましたが、大変な苦難から乗り越えようとする復興活動状況や
使えなくなった印刷機械の入替や半壊した工場建て替えもグループ共済制度によって救われた
お話もあり、前を向いて突き進む力強さに感心させられました。
同じ鉄工団地内にある大きな工場も視察させていただきましたが、皆さんが助け合いの中で
工夫しながら災害への備えを再構築していました。横の繋がり、縦の繋がり、これは業種を問わず
組合加入メリットだと思います。災害が発生してから数日後、中央会の事務局員が泥だらけの中
片付けに駆けつけてくれた事はきっと一生忘れられないと思うと話されていたことが
1番印象に残りました。
場所を移動し、第1回会長会議はソーシャルディスタンスを整えた大きな会場でしたが、地域や
会社のルール等、その事情は様々ですが、通常であれば20名以上のところ6名はWEB参加となります。
コロナの影響もあり、青年部歴も15年を超えた私にとっては久しぶりの名刺交換。
どこか新鮮な気持ちで会議をスタートしました。
ブロック交流会は、東北の仲間たちと北海道をつなげる私の大切なお役目。とはいえ
春から続くコロナ渦での行動制限により、議題についてもその数は少なく、春に会えなかった
分の再確認がほとんどでしたが、年明け2月に全青中全国講習会を開催すべく準備を進めている
という事も話題にあがり、今やれることを確実に進めている団体としての行動力は
見習うべきものと思いました。
お酒の席は用意されませんでしたが、8年前に来た時とは違う福島を感じながら、新しい
仲間達とお弁当を食べながら特別な一夕を過ごしました。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
2日目、東北の姿を見せてあげたいとずっと思っていた中学生の次男坊と合流し、
少し曇り空の中、レンタカーで向かったのは会津若松。せっかく来たのだからと鶴ヶ城から城下を
見渡し、野口英世のふるさと猪苗代湖にも立ち寄ってみました。少しゆっくりしたいところ
でしたが、県を横断して日本海方面へ向かうことが今日の目的。
会津若松・鶴ヶ城 野口英世記念館
そして前夜、久しぶりに聞いたような「線量計」という言葉。そう。福島の人たちも今だ、
あの恐ろしい大災害に生活を脅かされ非日常の中で過ごしているのです。
高速道路をひた走り、郡山を抜けたあたりからすれ違うトラックには見慣れない看板が。
“特定廃棄物運搬車”
除染土を中間貯蔵施設へ運搬するための車両です。9月に開館したばかりの東日本大震災
・原子力災害伝承館を目指して1本道を行くと「この先、避難困難区域につき通行止め」
という看板にまた言葉を失う。
警備の方に迂回路へ誘導され、大熊町に差し掛かると復興のそれとは程遠い光景が目の前に
広がった。一時帰宅の住民しか入れないと思われるすべての敷地前はフェンスで封鎖されて
おり、ずっと点滅している信号機はまるで映画の世界に迷い込んでしまったようで、初めて
感じる異様な空気に恐怖を覚えました。
近隣では二輪車や軽車両での移動も制限されており、人がまったく見当たらないコンビニや
ガソリンスタンドすらも電気が消えていた町を抜けた。
時間が止まったままの住宅街 信号機だけが動いている
福島原発を背にして少し走り、災害伝承館に到着すると想像以上に大きな施設で滞在数時間では
足りなかったことに確認不足の自分を嘆きました。
館内は3.11以前の福島県の暮らしの紹介に始まり、大震災によって引き起こされた災害の傷跡が
今現在に至るまで事細かに残されています。先に進むとセミナールームから年配男性の
語部(かたりべ)の声が漏れている。
「おい!すぐに逃げるぞ!そう叫んだあの時から、街の時間は止まったままです」
と、声を震わせている。ここに来る前に見た大熊町の姿はまさにその言葉通りだったと想像し
私も息子も足を止めてしばし聞き入りました。
東日本大震災・原子力災災害伝承館 宮城県東松島の防潮堤
コロナ渦で急速に広まり多くの人に使われ始めた便利なリモート機能やネットゲームですが、
「そこに行って、そこで聞かなければわからない事ってたくさんあるから、どんどん外に出て、
いろんな人と会ったら楽しいぞ!」と息子に伝えました。
心に響いたかどうか分かりませんが、いつもより言葉少なだったその夜「二人旅って悪くないね」
上から目線で言われた言葉に少しムカつきましたが、息子の成長を感じる東北視察旅行となりました。
縁があり、道青中会長という大役を授かりましたが、私の役目はこれからも後輩たちに見てきたこと
経験してきたことを伝えること。あとわずかとなった青年部の任期をここに尽くしたいと改めて
感じた東北北海道ブロック交流会でした。
令和2年5月22日 金曜日
本来であれば我々、札電協青年部の第37回通常総会が盛大に開催される予定でした。
しかし、新型コロナウイルスという未知のウイルスが2月頃から北海道でも感染が拡がっていき、その勢いはとどまることなく、4月20日には北海道知事より緊急事態措置の発表もあり、不要不急の外出自粛要請や大規模イベントの自粛・中止・延期要請など今までの生活を一変させるような事態となっていきました。
我々、札電協青年部としても北海道、札幌近郊で活動を行う団体として会合等の自粛通知に従い、例年開催していた青年部一大イベントである通常総会・懇親会の開催を中止とし、親組合に習い、始めての書面議決による総会議案を行う事で決定致しました。もちろん今までこのような事態も無く、当たり前のように行っていた事が出来なくなり、準備にも戸惑いましたが親組合他、様々な情報を駆使して準備を進め、総会予定日前に全部員宛に議案書と議決書面を発送しました。
そして、当日本来であればジャスマックプラザホテルで開催予定でしたが、組合が入居する北海道電気会館にて安藤部長他、四役合計6名が集まり、十分な換気とソーシャルディスタンスを保ちつつ、返送された議決書面の確認と集計、議案についての質疑応答についての返答書を作成しました。おかげさまで全部員より返送を頂き、会則に基づき賛成多数をもって全議案が可決する事が出来ました。
そしてそれに合わせて自治体からの要請に伴い、青年部活動を一時休止する事も決めました。
新しい期が始まる時に休止を決定しなければならないという何とも残念な事態ではありましたが北海道に住む我々が今出来る事は感染を拡げない事、自分が感染しない、させない事が収束させる第一歩であるという事を思い、決断しました。
まだまだ先が見えない状況ではありますがいつか収束の時を迎え、改めて活動が再開できるその時まで
『出来る事』
をしていきたいと思います。
来年度は役員改選期と安藤部長を含めた14名の現役青年部員が卒業する大事な総会です。
無事開催する事を願い文章を締めたいと思います。
札幌電気工事業協同組合青年部
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