第39回青年部通常総会において第15代青年部長を拝命致しました、東支部5ブロック(有)中村電設 中村貴裕と申します。
私が青年部に入部した経緯を少しお話したいと思います。
私が大学2年生の時に父が病気になり、卒業をしてすぐに他界してしまいました。業務を知らない私と母は社員たちに支えられ、父の居なくなった会社を運営しなくてはならなくなりました。初めて行ったブロック常会で、ある社長さんから青年部の入部を進められ、初めは仕事も覚えなくてはならないのに、青年部に入部したら更に大変になるのでは…と入部を躊躇しましたが、電気工事業界で生きていくのだから業界の事や人を少しでも多く知りたい、そこで勉強をさせてもらいたい、と思い入部を決意させて頂きました。
数日後、青年部通常総会に参加し、入部のきっかけとなった社長さんのご息女引率のもと、誰が誰だかわからないまま沢山の先輩部員と名刺を交換させて頂きました。その中の先輩部員の一人が私に話しかけてくれて嬉しかった思い出があります。委員会などは現代のようにパソコンやボイスレコーダーが多用されている時代ではなかったので、議事録などはその場で速記して後日パソコンで作成と大変なこともありましたが、先輩部員に議事録の作成の仕方や会議資料の作り方、事業の段取りの仕方など多くの事を教えて頂きました。また、自社では体験の出来ない多くの事を学び、入部してから青年部員はもとより組合員の皆様、札幌市の職員など沢山の方々とお会いすることが出来ました。
先輩部員から沢山の叱咤激励があり、プライベートな事、社業の事もたくさん相談にのって頂き、委員会や事業、行事に出ると先輩や仲間たちからも私を少しずつ認めてもらえるようになり、今の私があるのはたくさんのお客様、組合員の皆様はじめ青年部の先輩や仲間のおかげだと思っております。
来年40周年を迎える札電協青年部ですが、私が入部したのは20周年の時なので、約20年間所属していることになります。私が20年の間に先輩から教えてもらったこと、仲間に気付かせてもらったこと、楽しかったことを継承しつつ、自社のためになり、自身のスキルアップができ、所属していて良かったと思える青年部をみんなで引き続き創り上げていきたいと思います。もう一つ、札電協青年部には先輩後輩関係なく素晴らしい沢山の仲間ができる環境が整っております。
最後に楽しかったことを継承し…と書いておりますが、委員会や事業などで仕事の時間、家族の時間を割いて活動しておりますので、会社や家族にしっかりと感謝をして、これからも札電協青年部らしく皆様に感謝し邁進して参ります。皆様今後ともご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。
札幌電気工事業協同組合
青年部部長 中村 貴裕
札幌電気工事業協同組合青年部
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